Ping × Phone

概要
卓球とスマートフォンを組み合わせた新感覚のエンタメスポーツ「Ping × Phone」プロジェクトを提案した。
本プロジェクトでは、スマートフォンならではの多機能性を活かし、
・ラケット型スマートフォンケースの制作
・内蔵センサを用いたセンシング
・音によるフィードバック機能
・通信機能による連携プレイ
を組み合わせて、卓球の体験をよりエンタメ的に拡張している。
3種類のエンタメスポーツを開発した:
1. ナベアツラリー:自然とラリーを続けたくなるエンタメスポーツ
2. シャウトスマッシュ:協力して必殺技を叫びながらスマッシュを打つ爽快エンタメスポーツ
3. フェイポン:顔認識を活かした戦略的な対戦型エンタメスポーツ
評価実験では、「スマートフォンと卓球の組み合わせが新しい」「苦手でも楽しめる」「フィードバックが爽快」などの肯定的な評価を得た。
これにより、センサとフィードバックの多様な組み合わせが新しい体験を生むことを確認した。
Ping × Phone プロジェクトは、卓球に限らず他のスポーツにも応用可能であり、
今後はさまざまなスポーツ分野への展開を目指す。
使用技術
- Kotlin(Androidアプリ開発)
- Bluetooth Low Energy / Nearby Connections API(デバイス通信)
- Google ML Kit(顔認識・姿勢検出)
- Python(センサ信号処理・スイング/ヒット判定)
- ハイパス/ローパスフィルタ処理(ノイズ除去・動作抽出)
- 3Dプリンタ・CAD(ラケット設計)
動画
その他
情報処理学会主催の DICOMO2024 にて、 優秀プレゼンテーション賞 を受賞しました。